超(?)小型PC購入

さんざっぱらMP945をベースに組むか、D201GLY2を中心に組むかで悩んでいましたが、結局どちらでもないAcerPower1000を購入しました。OS入りで45kと大変リーズナブルだったのも決め手ですが、PCとしての完成度の高さと、それを損なうことなく改良できる道が用意されているのが良かったです。

私が購入したのはTUKUMO特価品の単体版。構成は以下の通り。

  • XPHome
  1. Sempron3400+
  2. MEM512MB
  3. HDD80G
  4. AC90W

これが僅か250(H)×60(W)×200(D)の筐体に収まっている。容積3Lだというから1Lの牛乳パック3本分くらいだ。OSがリモートホストで入れない点だけが微妙だが、VistaHomeBasicよりは使いやすいだろう。Sempronも非力さを感じさせるが、常時稼働鯖の範囲内で動作させることを考えれば十分。というかD201GLY2で組もうと考えていたことから考えれば十分パワフルである。どうしてもパワー不足であるならばBE2400に載せ替えればメインマシンとしても遜色ないレベルになる。実際私がメインにしているのはX2の4200+で、不満は感じていない。

メモリの512MBは可能であれば1Gにはしておきたかったが、BTOではなかったので諦めました。しかし昨今のDDR2メモリ安を考えれば自分で載せ替えた方が安くなります。元々の512MBを有効活用出来ないのは心苦しいですが、今後の小型PC構築時や新しいノートPCなどに取り敢えず継ぎ足す用途などで使えるだろうと思うことにします。そして512MBでの動作は予想通り超ボトルネックでした。UMAでもメモリを使われているためにシステムが起動しているだけでメモリスワップしかねないほど逼迫しています。256MBしか搭載していなかったノートPCで同様の逼迫具合が、1GB増設したことによって超快適になったので予想はしていたのですが・・・ 何か作業をしようと思うとかなり待たされることさえ目を瞑れるのであれば運用できなくはない。が、CPU的に不足を感じることはないだろうという予測の元、1GBx2を増設してみようかと考えています。ホントはメインマシン(現在1GB)をサブの鯖が超えるのは気に入らないのですが、2GB買っても5k程度と安いのと、鯖といえばメモリは多いモノだと古くさい考えで無理矢理納得してみることにします。

HDDはこの筐体サイズながら3.5"のSATAを搭載している。既にUSB接続で余剰HDD280GB分を外接しているので容量的に不満を感じることはない。しかし通常同容積のケースでは光学+2.5"が関の山で光学+3.5"を搭載できるのは数えるほどしかない。将来的に換装を考えるときに大容量が安く選択の幅もある3.5"が使えるのは大変便利だと思う。ちなみにこの筐体(というかエアフロー)は3.5"HDDが入っていることを前提としているので、2.5"に単純換装したり、内蔵摘出をすると逆に熱が籠もるらしい。ノートPC並に拘ったエアフロー設計は非常に素晴らしい。もちろん全てはAC電源駆動という筐体内から大熱源の一つを取り除いたことにあると思う。特に常時稼働させるのであれば、低発熱低消費電力低騒音は出来る限り拘りたいポイント。これら全てに圧倒的に貢献できるのがAC電源駆動。昔から「鯖はノートに限る」と言われ続けるのにも納得です。筐体のファン等があるので無音とは行きませんが、夜間に稼働させていても非常に静かでした。計測はしていませんが、メインマシンを稼働させ続けるよりずっと省エネ出来ていると思います(笑)

連休前に購入はしたのですが、三連休は家族で買い物、自室のPC周りのレイアウト変更と整理、外回りの大掃除で潰れてしまったので、利用環境は全く整っていません。今後のことを考えて単体環境+外部アクセス環境を充実させたいですね。OSを妥協した関係で簡単便利なリモートホストが使えないのでどうやって外部アクセスさせようかな〜

その後は、何だか存在価値を奪われつつある玄箱の再リベンジですね