メモリ増設

仕事帰りに日本橋へ行って増設用のメモリを購入してきました。先週末に梅田で\2700くらいで見かけていたので、あわよくば\2500台で買えるかな〜と思っていましたが、最安値で\2740だった様子。SO-DIMMなので、割高になることは覚悟していましたが、大型店舗グループが軒並み倍以上の高額販売をしており(他が半値以下で売っているのかもしれないけど)、1Gx2で\5000では買えませんでした。

最終的に購入したのはTransendの1Gx2で@\2790でした。CFDも同額でしたが、チップメーカーを思い出せなかったので見送りました。値段に差があるならノーブランドでも気にしないので、問題はありません。

早速メモリ換装・・・と思ったのですが、サイドパネルを開くためには封印シールを破らないといけない模様。全面パネルに架かっている部分だけでも剥がせればと試してみましたが、流石に簡単には剥がせないようになっているようです。しばし逡巡しましたが、元々改造前提で購入したのだと思い直してカッターで切断。購入5日で保証切れになりました。

小型PCながらも展開は非常に簡単でした。

  • 底面のスタンドをコインなどでネジを外して取る
  1. 背面のネジを外して側面を後ろにずらしつつ開ける(ここでシールが邪魔になる)
  2. 前面のパネルを三カ所の爪を外しながら取る(スイッチケーブルで内部とは切り離せない)
  3. 上部ドライブシャーシを止めているネジが真ん中後ろよりにあるので外す(*)
  4. シャーシ付属の取っ手(!)を持ち、引き上げる(ケーブル、特に光学用がフィルムケーブルなので破損しないように注意)
  5. 電源スイッチ裏辺りにメモリスロットがあるので差し替える(SO-DIMMは差し込み不足でもはまった気になれるので、留め具が開いていたら根本に注目。メモリの端子が殆ど隠れるのが正しい差し込み方)

当初は、シャーシの取っ手にあっけにとられたせいか、シャーシ止めのネジを見落として引っ張っても引っ張っても取れなくて苦労しました。気付いたときには顔面蒼白。運良く破損することなく外せましたが、シャーシの一部に歪みが出てしまいました。ネジさえ外せば簡単に持ち上がるので無理矢理外そうとしないことをお勧めします。

中を見ると、非常にシンプルな造りで、容積の大半は光学とHDDに占められています。CPUとチップはまとめてヒートシンクに覆われており、ヒートパイプで背面のファン手前に設置されたヒートシンクに接続されています。つまり、放熱場所をファンの手前にすることで、効率よく廃熱していることになりますね。稼働率の高いHDD側には大きな熱源を設けず、前面から入った空気で冷やされて背面のファンのみで処理できるようにしていました。残念ながら光学はCPU等を覆ったヒートシンクに被さるように設置されているため、熱影響は大きいようです。一応すぐ横に上部吸入口があるので大丈夫かと思われますが、連続使用は控えた方がよいように思えます。筐体は一応横置きも可能な設計に見受けられますが、標準で縦置きが推奨されているように、横置き時はCPU等の熱がもろに上部に位置する光学へ向かう形になるので、控えた方がよいのでしょう。

組み立て尚した後は、メモリが2G(UMAでビデオに256M取られてはいるが)認識されていることを確認し、ページファイルを調整して再起動。メモリスワップに起因するもっさりが解消されました。

時間がなかったので、配線と設置場所を見直して終了。ベンチマークは自己満足以外の何者でもないので取っていません。相対評価するものが(自分の中では)ほとんどないので、取ったところでどのくらい影響力があるのかわからないのが一番の理由。昔ほど処理速度の差が顕著に出なくなっているし、普段使いする上では1秒が0.8秒になったところで気にならないでしょ?

そして今日一番の収穫は、筐体が唸って五月蠅かったLinkStationにコーナンで@\55で買ってきた防振ゴムを履かせたら劇的に静かになったこと。元々はメインマシン用に購入していたのだが、あまり効果が見られなかったので流用。巨大で重量もあるメインマシンには不足だったのかもしれない。今度はもっとでっかいやつを買ってきて試してみよう。